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税務署活用術 Part2
2016.02.29
会社経営者・個人事業主の方へ
前回に引き続き、税務署の職員から自分に必要な答えを引き出す、ちょっとしたコツをご紹介します。今回は、質問に対する税務職員の回答が不十分と思われる場合、納得がいかない場合の対処法です。
- 回答に自信がなさそうな場合
- 簡単と思われる質問にもかかわらず、回答に相当長時間がかかっている場合
- 新人職員と思われる人が回答した場合
- 「審理官または審理担当者お願いします」と言って回答者を替えてもらいます。
- 即答できないようであれば自分の電話番号等を相手に伝えて後で正確に回答してもらうようにします。
- 同じ質問を、電話でもいいので他の複数の税務署に訊いてみましょう。満足いく回答が得られる場合があります。
- あまり調べずに「これが常識」などと回答する場合
- 難しいと思われる質問にもかかわらず、何も調べずに回答する場合
- 「問答集などで法的な根拠をご説明願いませんか」と資料に基づく詳細の説明を求めましょう。
- しっかり勉強している税務職員なら、必ず問答集等で実例を説明するなどして回答してくれます。
- 同じ質問を、電話でもいいので他の複数の税務署に訊いてみましょう。満足いく回答が得られる場合があります。
- 複数の税務署に訊いてみると、優秀な審理官等に出会えることがあるので有効です。