大野会計ブログ
ふるさと納税、来年パワーアップへ!
2014.12.25
大野会計ブログ
(大野 圭代)
最近テレビや雑誌でよく取り上げられていた「ふるさと納税」ですが、来年からはさらにパワーアップするようです。
① ほぼ全額分の減税が受けられる寄付金額を今の2倍に増やす
② 5つの自治体までなら確定申告なしで、自治体同士の連携により直接住民税が減税される(自営業者など元々確定申告が必要な人を除く)
…ということです。
地方への財源移譲ということで、国が積極的に推し進めています。
私も今年初めてやってみました。
どの品物にしようかな…と迷って迷って長い時間をかけてしまいました。
自治体どうしも競い合っているのでしょう、ビックリするような豪華なお礼品がこれでもか、とばかりにサイトを華々しく飾っています。
ただ、「牛肉がほしいから縁もゆかりもないけど○○市に」とか、比較検討サイトや雑誌でいろいろ見比べて「この自治体のこのお礼品がお得!」とか、「ふるさと納税」のそもそもの趣旨からは少し離れていく傾向があるのは否めません。
最初は本当に「お礼」の気持ちからのささやかな品物だったのが、ちょっとエスカレートしているのでは、本当にその自治体の収入増になるのかな、と心配になってきました。
今後賛否両論出てくるのでは、と思います。
でも、送られてきた自治体の観光パンフレットを見ていると実際にそこに行ってみたくなり来年ぜひ旅行しよう!と思ったり、お礼の品物の注文で地元の農家や畜産家、漁師さんたちの産業を支えることができることを知ったり、と「やっぱりいいことかも。」と思ったことも事実です。
「選択的納税」ができることで税への関心が高まることも大切なことだと思いました。
お礼品はなしという選択もあります。
私は先日地震のあった白馬村には応援の気持ちをこめて、お礼品なしの寄付をしました。
(ちょっぴり「いい人」になった気分ですが、それが本来なんですよね。)
ま、あれこれ難しく考え過ぎず、とりあえず来年送られてくる「いちご」と「ステーキ肉」を楽しみにすることにします!