大野会計ブログ
高山旅行
2013.03.29
大野会計ブログ
(木下 洋子)
先日、高山に旅行に行ってきました。この三年で三回、ほぼ一年に一度のペースで訪れています。高山の何が私をこんなに魅了するのでしょう。
まずは江戸情緒が色濃く残る古い町並み。ガイドブックに見所の一つとして大きく取り上げられてますが、観光用に過度に演出されたものではなく、今も変わらぬ市民の生活の場であることが感じられる自然な佇まいとなってます。屋台のみたらし団子をほうばりながらのブラブラ歩きは楽しいです。
それと、この地で受け継がれた匠の技を駆使した工芸品の素晴らしさ、その究極である春、秋の高山祭に使用される屋台の見事さ。
江戸後期から幕府の直轄地となったため、独特の文化がはぐくまれてきたようです。
古いものだけでなく、ミシュランのガイドブックに掲載された「飛騨高山美術館」も見ごたえあります。
北アルプス連峰を眺めながらつかる露天風呂は最高です。
すっかり嵌ってしまいました。語りだすとキリがありません。
皆さんも、ぜひ訪れてみてください。
ところで、町のいたる処で或るアニメ作品のポスターを見かけました。その作品の舞台を探訪する聖地巡礼マップなるものを高山市配布し、「生きびな祭り」のコラボ企画も進行中とのこと。
江戸時代にタイムスリップしたような古い町並にアニメのポスターは明らかにミスマッチでしょう。しかし、他地方でアニメを使った町おこしが成功している実例がある以上、高山市もこれに乗らない手はないのだろうなあと思います。実際、若者のグループも多く見かけたので、効果があったのかも知れません。
ポスターを貼る場所については、配慮されたのでしょう。主に駅や商店街、お店の中であったと思いますので、特に景観を損なっているような印象はありませんでした。むしろきれいな画なので、このアニメ作品に興味を持ってしまいました。
これをきっかけに若い人たちが高山を訪れ、好きになってくれたら良いなあ、と思います。