大野会計ブログ
いい仕事
2016.02.10
大野会計ブログ
(大野 圭代)
経営するマンションの階段灯の電球を交換しようとしたところ、電球を抑える箇所が破損してしまい、使えなくなってしまいました。
電気屋さんに見てもらうと、20年前の照明器具なのでもう部品がないとのこと。
新しい照明器具に換えることになりました。
せっかく電気屋さんに来てもらったので、前々から悩んでいたことを相談してみました。
昨年、空き地だったお隣に住居が建ち、それまで明るかったエントランスが昼間でも薄暗くなってしまったことです。
タイマーで制御されているので、夜には他の階の廊下や階段と一斉に照明がつくことにはなっているのですが、昼間誰もが通るところが暗いのはどうも気持ちがよくありません。
何とかならないものですか?…と相談したのですが、タイマーの設定変更は回路がひとつなので「無理」ということでした。
がっかりしていたら、電気屋さんがしばらく考えて天井についている非常灯を利用することを提案してくださいました。
非常灯の電源をエントランス壁を照らすスポットライトの電源につないで、そのスポットライトを白熱灯からLED灯に交換すれば24時間つけっぱなしでも電気代はわずかですむそうです。入って正面の壁が明るいと印象がいいですし。
「それそれ!!」
素晴らしい提案に思わず小躍りしてしまいました!
その若い電気屋さんは、約束の時間ギリギリにくわえタバコで車を運転してやってきたこともあって最初の印象はよくなかったのですが、寒い中1時間近くも天井裏の電源をさぐってくれて、案外熱心な人なんだ…と見直しました。
提案を聞いて私が大喜びすると、彼も本当にうれしそうないい笑顔になったことが印象的でした。
入居者の方も喜んでおられると思います。
「いい仕事」は皆がハッピーになるのですね。